「アートポート瀬戸大橋」のご紹介

アートポート瀬戸大橋

アートポート瀬戸大橋

瀬戸大橋記念公園とその周辺地域の愛称は、「アートポート瀬戸大橋」に決定しました。

瀬戸大橋記念公園とその周辺地域は、機能美の象徴としての瀬戸大橋、美しい瀬戸内海、瀬戸大橋記念館やマリンドーム、東山魁夷せとうち美術館などの著名な建築家の設計による建築物、多数のパブリックアート、瀬戸大橋や瀬戸内海が見渡せる瀬戸大橋タワーなど、多数のアート資源や文化資源が集積しています。
当地域は、平成25年(2013年)に瀬戸大橋開通25周年、平成26年(2014年)は瀬戸内海国立公園指定80周年と、2年連続で記念すべき年を迎えることから、当地域の中核施設の一つである瀬戸大橋記念館のリニューアルにあわせて、平成25年8月中旬から9月下旬までの間、当地域を全国に向けてアピールするための愛称を募集しました。その結果、「アートポート瀬戸大橋」に決定しました。

周辺のスポット(画像をクリックしてください。施設の紹介がご覧になれます。)

瀬戸大橋記念館(設計:山本忠司建築総合研究所)

瀬戸大橋記念館

瀬戸大橋の完成を記念し、昭和63年11月に開館したアンコール・ワットを連想させる建物で、瀬戸大橋の完成までの歴史や架橋技術などを紹介するほか、様々なアート作品も展示しています。入館は無料です。
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~31日 ただし、GW、夏休みは開館します。
入館料:無料

KOCHI 東風(こち)(作者:大島よしふみ)

KOCHI 東風(こち)(作者:大島よしふみ)

「KOCHI」東風は、春一番に吹く風のことです。
東風が吹く頃、大地は凝縮されたエネルギーを地表に押し出します。強さ 華やぎ 可能性 未来 それは固まりとなって輪を吹き抜けていきます。大地と風の吹く空間との接点。そこには何があるのでしょうか。そして、そこに生まれる人々・・・・・・それは、つまり、自然と人との接点なのです。

串 KUSHI(作者:速水史朗)

串 KUSHI(作者:速水史朗)

全体的な形体としては、自然あるいは人を表現しています。
中心を通っている円柱は、自然に対して人工的な機械的なイメージを表しています。自然と人工の美が溶け合って素晴らしい景観を見せている瀬戸大橋とは、共通したイメージの作品といえます。「串」という題名は、形体を文章で表現しただけで意味はありません。

マリンドーム(設計:木島安史+YAS都市研究所)

マリンドーム

古代ギリシャ・ローマ時代の半円形の劇場をモチーフにした1,231席を有する国内最大級の木造ドームです。

刻月亭(制作:流 政之)

刻月亭(制作:流 政之)

栗林公園には大名のつくった掬(きく)月亭(げつてい)がありますが、浜栗林には大名の作ったものよりも明るくより丈夫にできているあずまや、刻月亭があります。巨大な石の親柱や朱塗の天井などが特徴ある和風造りの建物で、ここからのくぐり滝や甲之池の眺めが素晴らしく、茶会をはじめ休憩・展望等に利用できます。

甲之池(制作:流 政之)

甲之池(制作:流 政之)

水深30cm程度の浅池で、周囲の植栽には季節感を醸し出すよう樹種の選定に工夫がなされています。池には、くぐり滝に通じる飛び石を配し、滝、山(鬼屏風)、どだま獅子を背景にした池の展望場所として天台(てんだい)(池の舞台)を設けています。

鬼屏風(制作:流 政之)

鬼屏風(制作:流 政之)

瀬戸内海に暮らす人達は、古代から海の向こうには鬼がいるという伝説を持ち、外からの攻撃を防ぐために石垣による長い列石の砦を作った。また、漁民たちは、海からの風を防ぐために石で屏石を作り生活を守り続けてきた。このように、さぬきの人々と石の繋がりは深く、その心を表現したのがこの鬼屏風である。
荒い石積みの山と、この山の麓から流れる水を躍動させる滝と池が一体となり、景観を楽しませてくれるものとなっている。

くぐり滝(制作:流 政之)

くぐり滝(制作:流 政之)

幅50mを擁する大滝は、水が乏しいさぬきにあっては、新たな空間を造り出し、形の美しさばかりでなく、落下水音は公園全体に響き、瀬戸大橋の走行音を忘れさせてくれます。
滝にはトンネルが設けられており、芝生広場から飛び石伝いに甲之池を渡り、滝をくぐってトンネルの暗闇を通りぬける神秘的な空間を体感し、どだま獅子や瀬戸大橋を望む明るい空間に飛び出る散策路は、さわやかな驚きを感じる演出を醸しています。

どだま獅子(制作:流 政之)

どだま獅子(制作:流 政之)

讃岐の方言で、頭のことを「どだま」といい、この獅子頭は、獅子の中の頭領という意味から「どだま獅子」と名付けられた。
どだま獅子は、瀬戸内海の守り神となることを願い、架橋の橋脚となった島々をはじめ、瀬戸内海周辺の石を積み重ね彫刻を加えて制作された。

遍路ギャラリー(制作:流 政之)

瀬戸大橋記念館

遍路のお札所のように、1番、2番、3番…と名付けられた5か所の円筒形ギャラリー。
遍路の心を生かして五つの円筒ギャラリーを作り、荒石で囲み海からの風をよけ橋からの音を防ぎ、中は抜け天井で青い海が見える、いわば天井のない自然のギャラリーである。
太陽のひだまりの中で、コンサート、彫刻展、時には露天市などの行事で、天井のないギャラリーを楽しむことができる。

Shelter'00(作者:鈴木典生)

Shelter'00(作者:鈴木典生)

私とか呼ばれている内側にある存在と、その存在の器としての体、心と切り離すことのできない体、またそれらを包み込む自然。
この作品は、自分の体を基準とした大きさのカプセルのふたのようなものを構成したもので、包み覆っている形態なのです。カプセルのふたには穴が空いており、全身で呼吸しているかのように空気が流れます。我々人間は、地球という大地に守られながら生きていることを表現しています。

東山魁夷せとうち美術館(設計:谷口吉生)

東山魁夷せとうち美術館(設計:谷口吉生)

日本を代表する風景画家・東山魁夷の作品270点余の展示をしています。
東山画伯提案のライトグレー色の瀬戸大橋が眼前に広がり、万葉のロマン漂う歴史的遺産や瀬戸内海の美しい自然に囲まれ、品格ある建物と作品が一体となり、心の癒しや憩いの場となっています。
瀬戸大橋記念公園のすぐ隣にあります。

ブリッジシアター

ブリッジシアター

瀬戸大橋記念館の中核的な施設で、まるで空を飛んでいるような大型全天周映像が体験できます。瀬戸大橋開通25周年を記念して、高精細で大迫力のデジタルシステムに生まれ変わりました。新しい全天周映像も加わっています。

ブリッジシアターの主な上映作品

■河口洋一郎CGアート全天周映像作品「Eggy Land in SETO」(約10分)
(制作:河口洋一郎氏)
河口洋一郎CGアート全天周映像作品「Eggy Land in SETO」(約10分)
未来の地球における人類の仲間"Eggy"が案内役となり、瀬戸内海から宇宙彼方への旅をナビゲートします。

<河口洋一郎氏の紹介>
東京大学大学院情報学環教授、アーティスト。1952年種子島生まれ。1975年からCGに着手し、自己増殖する「グロース・モデル」で独自のアート世界を確立。超高精細立体視映像の濃密度感の創出を特徴とする、世界的CGアーティストとして活躍中。2013年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。同年、紫綬褒章受章。
■瀬戸大橋記念館ブリッジシアター オリジナル全天周映像作品「天空の調べ」
河口洋一郎CGアート全天周映像作品「Eggy Land in SETO」(約10分)
アニメやCG、実写の映像を交えながら瀬戸大橋や宇宙のことを紹介し、瀬戸大橋を巡る人々の思いと未来への夢を伝えます。
坂出市出身で、東京大学名誉教授、大学共同利用機構法人 自然科学研究機構長の佐藤 勝彦氏にご監修いただいた作品です。
■プラネタリウム全天周映像作品「GOODNIGHT GOLDILOCKS 太陽系外惑星の世界」
河口洋一郎CGアート全天周映像作品「Eggy Land in SETO」(約10分)
太陽系外惑星の世界を描いたサイエンス番組で、頭上いっぱいに、高精細で大迫力の映像が広がります。
子どもから大人まで幅広い世代の方々に楽しんでいただけます。

Eggy Boy(エギーボーイ)(制作:河口洋一郎氏)

Eggy Boy(エギーボーイ)(制作:河口洋一郎氏)

未来の地球における人類の仲間である“Eggy Boy”。瀬戸内海から宇宙彼方への旅をナビゲートします。瀬戸大橋記念館にいますので、是非、会いに会いに来てください。

球技場

球技場

サッカー、ラグビー等の球技を行う天然芝のグラウンドです。
第一・第二グラウンドはエルトロ芝、第三、第四グラウンドは野芝を敷設しています。
規模:250m×180m(第一、第二、第三、第四グラウンド 各125m×90m)
ピッチ:4面ともサッカー用の105m×68mのライン引きをしています。

ターゲットバードゴルフ場

ターゲットバードゴルフ場

瀬戸大橋をバックにした臨海部の起伏に富んだ野芝の専用コースです。
普段は9ホール、試合時は18ホールになります。
規模:9ホール(パー36)

瀬戸内国際芸術祭2013ターニャ・プレミンガ―「階層・地層・層」

瀬戸内国際芸術祭2013ターニャ・プレミンガ―「階層・地層・層」

瀬戸内国際芸術祭2013春会期の作品で、香川県でよく採れる 花崗土を盛り、芝で覆った丘。なだらかな斜面を登ることもできます。

瀬戸大橋タワー

瀬戸大橋タワー

100人乗りで、地上108m・360度の景色が眺められる回転式展望塔。タワーからのパノラマビューは大迫力です。瀬戸大橋記念公園のすぐ隣にあります。

沙弥島 ナカンダ浜

沙弥島 ナカンダ浜

遊歩道沿いには万葉樹木園、柿本人麻呂ゆかりの歌碑や旧石器・縄文・弥生時代の遺跡や古墳が多く見られ、 また海岸沿いやウバメガシの林の中を抜けたりと変化に富むコースで、楽しい散策が出来ます。 頂上には白石古墳広場があり、ここで海や橋を眺めながらお弁当を広げるのも楽しいひとときです。

沙弥島 柿本人麻呂碑

沙弥島 柿本人麻呂碑

オソゴエ浜の先端にある柿本人麻呂碑。これは人麻呂の詠んだ和歌の心を後世に伝えるため, 坂出出身の作家中河与一氏が昭和11年に建立しました。